★2003/12/14　@新宿LOFT
LAUGHIN'NOSE / NOT REBOUND / SUPER SNAZZ / COOLER KING McQUEEN / YOUTH ANTHEM /
ONE FOR ALL / THE DICK SPIKIE / TREE BERRYS / ZERO FAST
オープニングゲスト / ブラックチックス

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SET YOU FREEの年末総決算イベント、12月10日から始まった5日間の中の最終日に出演。
僕はこのイベント、13日以外は全部足を運んだのですが、それぞれの日で、それぞれの雰囲気が
あって僕自身観てて充実しました。5日間で出演したバンドは全部で52。こんなにいっぱいのバンドがいて
顔があって、なんかいいっすね。
この日が銀杏BOYZの今年の最後のライブだったんですが、今回のライブレポはライブレポではなくて
個人的なコト（いつも個人的なコトばっか書いているけれど）を書かせて頂きます。

銀杏BOYZはGOING STEADYが解散したその日の夜にミネタが「俺一人でやる」といって動きだしたコトから
始まり、最初のミネタソロライブがGOING STEADYで出演するはずだった今年の1月16日の熊谷ヴォーグでの
ライブでした。でその日に、「銀杏BOYZ」という名前がミネタによって名づけられ、その後、GOING STEADY主催のツアー以外の決まっていたイベントに出演する際、アビコと中村と俺がヘルプとして参加していたんだけど、
時間が経つにつれ、一緒にバンドをやりたい、一緒に何かやらかしたい、という話になり、今に至っている
わけですが、「GOING STEADYを解散する」と本当に皆、心の底から決意した時は、頭の中が真っ白になり、
心臓が一時停止しました。俺なんかはホントに目の前のコトが全く見えなくて、たくさんの人に
迷惑をかけている、っていうのは頭ではわかっていたけれど、実際はもう自分のコトでいっぱいいっぱいでした。
しばらくは頭ん中には朝しかこなくて、夜がいくらたってもこない、体は寝てるんだけど頭はボーと起きてる
状態が続きました。自分で決意したことには自信を持っているけれども、
膨大な不安に駆られていました。俺はそこで一度立ち止まってしまい、何も見えなくなってしまったけれど、
ミネタなんかは俺には想像できないくらいの不安があったと思う。だからすぐに彼は一人でも音楽をすると
言ったんだと思うし、他のメンバーだった奴が立ち止まっている時でもビデオ、DVDの制作を毎晩朝まで
作業して、またその後映画の撮影にも入り、全く立ち止まらず、迷わず進んでいった。迷っているヒマが
ないんだと思う。そうやって今に至っているんだけれども、俺はこうやってミネタ氏とアビコ氏と、そして
最高のギター弾きのゴーシュ、中村氏と出会い、今、銀杏BOYZとして音楽をやれていることが最高です。
マネージャーの二人にももちろん感謝している。この二人がいなかったら今のこういう俺はいないからね。
レコード会社のい人にも、当時GOING STEADYを応援してくれていたみんなにも迷惑をかけてスイマセンと
いう気持ちはもちろんあるけれど、全く新しいバンドの銀杏BOYZメンバーの今の俺としては
、すごく感謝しています。そういう感謝の気持ちの方が大きいです。銀杏BOYZを初めて観に来てくれている
人達も、俺はすごくうれしいです。音源の発売はまだ時間がかかりそうですけど、気長に待っていて下さい。
（急いでつくろうとしてもつくれないんすよ、僕達は・・・・・。）
SET YOU FREEの千葉さんとは、銀杏BOYZが動き出した当初から真剣にバンドに興味を持ってくれて、
励まされたり、逆にバンドのコトを思いきり批判もされ、とにかく体当たりでぶつかってきてくれて
（こっちも体当たりしてますけど）、そういう付き合いをしてきました。で今年の最後のライブですよ。
こうやってそれぞれの顔をしたバンドと同じステージに立ててそれだけで最高の気分です。
千葉さんも、観にきてくれたみなさんも本当にアリガトウございました。本当に今年一年皆さんアリガトウ
ございました。

そういう気分のこの日、朝まで打ち上げに参加したミネタと千葉さんと俺を含めた5人が朝方6時過ぎに
歌舞伎町のコマ劇場前で、酔っぱらいの本物のフセインと名乗るおやじさんに1時間近くからまれた。

結局こういうことかと思って泣きそうになった。
来年も超マイペースでライブレポという名の個人的な日記を書いていくのでよろしくお願いします。

12/14のライブレポをムライマモルの今年の締めの言葉とかえさせて頂きます！！