阿波踊り考えた人、そうとう馬鹿@徳島JITTERBUG
guest/メガ マサヒデ

2005/04/07

ババンババンバンバ〜ン♪今日から四国公演がスタートします!!死国四県全部行きます!!すべての会場でメガ君がゲスト出演!!DEAD!!こりゃ楽しみだわい。

広島で桜はまだ七分咲きぐらいだったが、徳島に着くと桜は満開。今日は天気が良くて気持ちいいし、春のやわらかい匂いもする。ホテルの前の桜の木が並んだ川沿いを歩いた。僕は地元山形から逃げ出し、東京で暮らし始めたあの春を思い出してた。あん時は解放感でいっぱいだったが同時に孤独感にガツンと叩きのめされてたなぁ、なんて思いながら。会場に行くと、ホテルで金縛りにあった江口君の話を聞かされ、だいぶ気が滅入った・・・けども、気を取り直して徳島公演始めませう。

今日ゲスト、我らがメガ マサヒデ!!パンパカパーン一曲目から全力投球でござる。会場のお客さん全員手拍子。なんじゃこの活気は!?いいなぁ〜この空気、この雰囲気。新曲の「ゼロからの出発」、「君さえ分かってりゃいい」が最っ高だ。初めて聴いた曲なのに耳に残るんだ。ホントいい曲。エエです。僕はアホ面して聴きいってた。ふとお客さんの顔を見るとみんないい顔して聴いてんだな〜。男子も女子もホントいい顔してた。再前列には中学生と思われる少年といい年をしたおじちゃんが並んで目をキラキラさせ、メガ君の曲に聴きいっている。不思議な光景だけど、とても素敵な光景だった。アンコールまであったんだからたまげたよ(笑)!メガマサヒデ万歳!!

ニャオー!!銀杏BOYZのライブが始まりました。1曲目からお客さんの熱気が伝わってきて、演奏しているこっちは完全に脳味噌が溶けかかった状態。徳島なんて滅多に来ないけれども、これだけの人達が僕たちを観にきてくれている。後で一人になるとなんかスッゲーことが起きてんだなぁ、なんて思う。しかし今日はとりわけ呪われたライブでやんした。なんと今日は演奏してる最中にブレーカーが落ちた。ありえん。「SKOOL KILL」の途中だった。照明、ギター、ベースやマイク等の全ての電流がストップ。それでも演奏は続き、そこにいる人間全員の合唱とドラムの生音だけが真っ暗な会場に鳴り響き、とんでもない空間をつくってた。その後すぐに電流は戻ったが、今度はさらに、峯田のマイクから漏電するという事態に。マイクから電気が漏れるわけだからか〜なり危険です。マイクをちょいと触っただけで物凄い痺れるし物凄い痛い。スタッフが、マイクにタオル巻いたりといろいろ対処するが全然効果がない。峯田をコロス気か!!尋常じゃぁねえ!!それでも峯田は唄い、曲は次々に演奏されていく。しか〜し、峯田からいい加減にしろ!サイン。マイクを持つ手があんまり痺れるもんだから、急きょ予定を変えてアコースティックギターで弾き語りライブをすることに。数曲演奏後、漏電問題は解決されてないものの、終盤はバンドで再演奏した。そしてアンコールでは、峯田の提案でお客さんに座ってもらい、峯田が客席の真ん中にいき、マイクを使わずに生演奏。「なんとなく僕たちは大人になるんだ」を唄う。峯田の生声、生ギターのうえにお客さんの歌声がのっかる。会場に来てたみんなが峯田を囲み、峯田の歌声やギターをかき消すほどに「なんとなく〜」を優し〜く大合唱。僕もそん中の一人。なんだこの光景は!!なんだこの感覚は!!観たことないぞっ!くそったれ!・・・・こんな空間がずっーと続いたらいいのに・・・・。な〜んて思った、実に素晴らしく素敵な空間だった。

ライブが終わり、楽屋に戻ると峯田はへロへロ(そりゃそうだ)で、マイクを持っていた左手は痺れたままで、さらに熱をもっていた。P.A.(音響)高橋シンヤも器材を触っていて漏電し、手が痺れたらしく、ひとまず二人を病院へ。ネットで調べると、感電死の約80%は、心臓に近い左手からの感電がきっかけで〜と書いてある・・・・って、しゃれにならん!!結局二人は特に異常はなく無事だったものの、一歩間違えればとんでもない事になってた。しゃれになってねー!!漏電の原因は、ライブ中のあまりの湿度の高さにヒューズがとび、回線がおかしくなったためらしいが・・・。にしてもなぜ峯田だけのマイクから漏電したんだろ!?毎回危険すぎる命懸けのライブで先が怖い・・・。ちなみにP.A.シンヤは診察のときに血圧が異常に高かったらしいが、感電が原因ではなく酒の飲み過ぎからきてるらしい(シンヤの座右の銘、1=酒の一滴、血の一滴 2=仕事こぼしても酒こぼすな)。この酒乱がぁ!!

今日はとんでもない夜でしたが、徳島JITTERBUGの皆さん、そしてメガ君、今日来てくれた皆さん、ドモアリガトゴザイマシタ!!

戻る
- Genesis -