「銀杏BOYZ 世界ツアー 2005」村井によるライブレポート

★ しまなみ海道100往復ダッシュ@広島クラブクアトロ
guest/KING BROTHERS
2005/04/05

タラララッタラー♪銀杏BOYZ初めての広島!!めずらしく晴れ!!2日前に雨男＆雪男＆山男の江口君が伊勢神宮でご祈祷していただいたせいか、今日はツアー始まって以来初めて晴れた。くぅ～、天気がいい!!久々に見た真っ青な空。桜も咲き始めた広島。今日はゲストにKING BROTHERS!!

前日はKING BROTHERSのメンバーと一緒にご飯食べて、峯田、チン君、江口君と個室ビデオ店へ。ケイゾウさんやマーヤさんをしつこく誘ったが今日は止めとくと言って断られる。なるほど、やっぱりライブ前日は性的欲求を抑えておくのかぁ。貯めに貯めたエネルギーをライブで一気に放出する作戦だ。ちなみに僕はツアーに出てからというもの毎日放出してる。どうりで体力の回復が遅いわけだ。それにしても・・・爪先立ちでヨロヨロ歩き、ガムテープで補強してある伊達眼鏡をかけ、道に迷った～と言って遅れて店に入ってきたマーヤさんにはビビった(爪先立ちの理由は、ライブでドでかいスピーカーから飛び降り、かかとを怪我したからなんだって。サプライズ!!)。去年の11月に初めて話した時以来ですが、やっぱり強烈だった。カッコイイ人達っていうのは普段からカッコイイんだ。イカしてるし、イカれてる。普段から強烈で、刺激的な人達なんだ。あ～、今日はどんな一日になるんだろ。

チン君の、兵庫県西宮市から来たKING BROTHERSです!!の紹介と共にジャカジャーン♪と爆音ギターが鳴り出し、KING BROTHERSのライブが始まった。・・・始めっから物凄いキレてる。ハナっからまともに演奏する気なんてないんだ。ケイゾウさん、マーヤさん、ドラムのワダさんの燃え尽き具合は相当なもんだった!!にも関わらず、ステージ上ではグルーヴが渦を巻き、僕はグルーヴの何たるか、ロックの何たるか、そういうものを観た。客席で唄うケイゾウさん、ステージ上で一人ビートを叩き続けるワダさん、客席にダイブしたマーヤさんは最後まで爪先立ち(驚異!)・・・完全に燃え尽きていた。I WANT TO BURN OUT!!

銀杏BOYZのライブは・・・気持ちよかった。爽快な気持ちよさじゃなくて、胸中のモヤモヤしたものを吐き出せたときの気持ちよさ。ん～、なんかうまく言えない。

・・・・ところで、毎ライブごとに体中に痛々しい傷やアザがつく峯田和伸27歳。今日はステージ上のモニターに頭部を強打。一時気を失うほどの強烈な衝撃だったらしいが、無事にライブは続行。頭部は打ち所が悪いと命に関わる部分だから非常に危険だった。ライブごとに怪我の度合いもひどくなってきている気がするし・・・・なんだか一緒に演奏していられるのが奇跡に思えてきたぞ(27歳であの世に旅立っちまうアーティストは結構多いのだ)。27歳って歳は死との距離が縮まるもんなのか!?否、否、否。A denial・・・・死にたくない。ジタバタしながらずっと生きていたい。

今日は、KING BROTHERSと広島のお客さんと濃い一日が過ごせました。(全然関係ないですけど、KING BROTHERSのHPにはマーヤさんのライブレポが記載されており、去年11月に共演した時の事も書かれているんだけど、そこでイベントに全く関係のなかったジョニー大蔵大臣のことが書かれておりましたぞ笑。)

今日は広島クラブクアトロの皆さん、夢番地広島の皆さん、KING BROTHERSの皆さん、そんでまたライブに来てくれた名のある主共!!どうもありがとうございました!!!!

PS.この日、ステージスタッフ石川ショウタのカカトの骨にヒビが入っていることが判明。神戸公演で、客席に突っ込んでいったメンバーをステージに戻そうとしたときに足をヤっちまったらしい。石川ショウタしばらく休戦。ムムム・・・、スタッフまでも骨折とは・・・・。果たして、みんなが生きてツアーを終えることが出来るだろうか不安であります。小生、横須賀公演までにはなんとか治します、と本人は力強く語っていました。復活、待ってます。寂しいので早く治して戻ってきてくださいよ～。アディオス、ショウタ!!

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