百万ドルの夜景、日本円に換算すると・・・@神戸VARIT
w/サンボマスター

2005/03/23

前日、京都から神戸までチン君の運転で移動中、チン君や僕が20歳ぐらいの頃よく聴いてたFIFTEEN(1stシングルやアルバム「SWAIN'S FIRST BIKE RIDE」なんてホンット最高だ!)やJAW BREAKERを聴く。それにJANIS JOPLINの「CRY BABY」を何度もリピート。雨の高速道路にやけにあう。遠い国の彼らはまさか僕らの事なんて全く知らないし、聴いてる僕らだって実際の彼らの事なんてほとんど知らない。でもこうやって彼らの残した音楽を聴いていろんな想いにふけることが出来る。スッゲーよなぁ。夜は、神戸の中華街でサンボマスターメンバーと一緒に飯を食う。おばちゃんが一人でやっている、カウンター席しかないような小さな韓国料理屋。とてつもなく辛くてとっても美味しかった。その後、皆で車に乗って峯田が生出演しているFM大阪802を聞いてゲラゲラ笑った。神戸の街で皆でラジオを聞くなんてなんか不思議だ。それにしても昨日のキムチが効いて、今日は朝から肛門がヒリヒリするわい。

今日は始めに銀杏BOYZ。ギャオー!次にサンボマスター。ブオー!もういいやい! 書く事なんてない(笑)!!サンボマスター、素っ晴らしいライブだった。長崎のサンボマスターも凄かったが今日もホント良かった。殺気立っていて優しくて。去年、渋谷のラママでサンボマスターの企画にでて、この2バンドとお客さんで凄い空間をつくった。ここ神戸でもあの時以上の何かが生まれた。曽我部恵一さんの本「昨日・今日・明日」の本文中に、人生が一本の長い道のりのようなものだなんて、たぶんそれは嘘っぱちか、もしくは誰かが考え出した妄想であって、やっぱり人生なんて、線にならない点が散在しているに過ぎないと、ぼくには思えてならないんだ。とあるが、本当にそうで、今日はこれからも決して線にゃならない特別にでかい点だった。今年の1月、同時期にアルバムを発売して、僕らの知らないとこで、知らない人がそれを聴いている。そして会ったことも見たこともない人達がこうしてライブハウスに集まって僕らと一緒の空間にいる・・・。こいつぁスゲーことだ!!

最後に神戸VARITの皆さん、サンボマスターの皆さん(長い間ありがとうございました。とても濃いツアーでした!)、そして今日来てくれた皆さん、どうもありがと様でした!!

戻る
- Genesis -